パソコンケースとはどんなもの?

こんばんは、T1000です。
今回は、パソコンケースの選び方等について勉強していきましょう。
パソコンケースとはどんなもの?
前回、パソコンとはなんだろう?の項目で、パソコンケースは、
小型の「ミニタワー・スリム・キューブ型」
中型の「ミドルタワー」
大型の「フルタワー」
の3種類に大別することができますとお話しました。
本体サイズが大きいほど拡張性が高くなりますが、重量も増えてしまうため、必要十分なパーツ搭載数を考えて本体サイズやデザインを選ばないといけません。
では、それぞれの長所と短所を見て行きましょう。
ミニタワー・スリム・キューブ型
小さくて軽いので、手軽に設置や移動ができますが、パーツ搭載可能数が少ないため、拡張性は低いです。最近はこのタイプの省スペース型のタイプが増えてきています。凝ったデザインの製品が多いのも特徴です。
デザインが豊富で省スペース
ミドルタワー
一般的なパソコンケースですが、最近はタブレットやスマホの小型化にともない、省スペースタイプに押されてる感じがします。私も使用しているのがこのタイプですが、製品数も豊富で、比較的コンパクトでも十分な拡張性を備えたモデルも多く存在します。ケースも大きめなので、パーツ交換作業もしやすく、どれを買うか迷った際は、これを選んでおけば安心だと思います。
パーツの追加やメンテナンスがしやすい
フルタワー
上級者やプロ向けの大型パソコンケースです。高い拡張性と冷却性を誇り、処理能力が求められるゲーミングパソコンやワークステーションに採用されています。大型のケースで、特に高さがあるので、設置スペースを十分確認してから選択しましょう。
拡張性抜群で本格派
選び方のポイント
マザーボードのサイズで選ぶ
前回、マザーボードとはどんなもの?でも少し触れましたが、ケースは、基盤やその他のパーツを詰め込む箱と言う感じなので、大きいものほど、大きな基盤と、たくさんのパーツが搭載できることは記述しましたね。
大は小をかねると言いますが、ケースの場合も(大体)当てはまります。
使用用途で選ぶ
使用用途して、選ぶ場合は
3Dゲームや動画編集などパソコンに高い負荷をかけるような作業をする人
フルタワー、ミドルタワー
ネットや、動画を見るだけの人や、場所を出来るだけとりたくない人
ミニタワー、スリム、キューブ型
でいいと思います。
ベイの種類で選ぶ
ベイとは、HDDやSDD、光学ドライブなどを設置する場所のことを言います。ベイの数が多いほど搭載できるパーツが増えますが、それにともないケース本体も大型化します。今後の利用目的やパーツ増設予定を考えながら決めていきましょう。
光学ドライブや、HDDなどを、たくさん搭載したい人
フルタワー、ミドルタワー
光学ドライブや、HDDは最小限で問題ない人
ミニタワー、スリム、キューブ型
その他の項目で選ぶ
前面端子の数で選ぶ
パソコンケースの前面には、USBメモリ、カードリーダー、イヤホン端子などの周辺機器を接続するための端子が用意されています。たくさんあるほど、周辺機器の接続などが簡単にできるというメリットがあります。
冷却性で選ぶ
パソコンケースのサイズが大きくなると、内部空間も広くなり、冷却ファンの数を増やせたり、設置位置を自由に調整できるので、冷却性が高まります。小型ケースの場合、内部空間が狭く熱がたまりやすいので、故障の原因になります。
静音性で選ぶ
大径のファンを取り付けるためには、ケースも大きくなります。冷却性が高いケースほど、ファンの回転数を抑えられるため、静音性が高くなります。また、低速の大径ファンを導入することにより、冷却性と静音性をより高めることもできます。
比較表
ミニタワー・スリム |
ミドルタワー | フルタワー | |
省スペース性 | ◎ | △ | × |
拡張性 | × | ○ | ◎ |
冷却性 | × | ◎ | ◎ |
静音性 | △ | ◎ | ◎ |
メンテナンス性 | × | ○ | ◎ |
デザイン性 | ◎ | △ | △ |
種類 | ◎ | ○ | △ |
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