電源とはどんなもの?

こんにちは、T1000です。
パソコンの中身のところでは、かなりざっくりとした説明になってしまった「電源」について少し詳しく書いていきます。
電源とはどんなもの?
電化製品全般における心臓部にあたるのが、電源になります。
とにかくこいつがないと、電化製品ははじまりません。
なので、この電源の性能が低いと機械の動作が安定しなかったり、せっかく高いパーツ買ったのに100%力が出ない!なんてことになります。
初級でパソコンのケースについて少し触れましたが、電源ユニットは、ケースの大きさに合ったものを使う必要があります。
ケースには、大別して小型の「ミニタワー・スリム・キューブ型」、中型の「ミドルタワー」、大型の「フルタワー」の3種類があり、まずは自分が持っているケースの大きさの把握から始めましょう。
ケースの選び方については、ケースとは何だろう?の項目で記載していきますので、そちらをご覧ください。
電源ユニットの選び方
電源容量
300W以下:ローエンド向け |
電源ユニットは、一般的に、電源容量の大きさと価格が比例します。最近では、パソコンパーツ全体の低消費電力化が進んでいるため、多数のパーツやUSB機器を接続しないようであれば、300W程度の電源容量で問題はありません。 |
300~600W:ミドルレンジ向け |
パソコンで3Dゲームを遊びたい場合などに増設するビデオカードは、多くの電力を必要とします。ビデオカードを使用する場合は、300~600Wの電源ユニットを用意しましょう。また、接続するUSB機器が多い人も、300W以上の電源だと安心です。 |
600W以上:ハイエンド向け |
3万円を超えるようなハイエンド向けビデオカードを利用する場合は、安定動作のために600W以上の電源ユニットを使用するようにしましょう。 各パーツの消費電力をよく確認し、十分な電源容量を計算してから電源ユニットを選びましょう。 |
電源性能
電源は、コンセントから流れる交流電流を、パソコンで使える直流電流に変換するパーツですが、入力したすべての電流が変換されるわけではありません。
一部は熱となって損失され、ロスが生じます。
その際、どれだけロスなく電気を変換できるか表したものを電源変換効率といい、そのロスが少ないほど 電源変換効率が高く、優秀な電源ユニットといえます。
この電源変換効率が80%以上の高性能であることを示す認証が「80PLUS」になります。
80PLUSのなかでも基準値が設定されており
Titanium>Platinum>Gold>Silver>Bronze>Standard
の6グレードに選別されています。
是非購入の際はチェックしておきたいポイントです。
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